ストレージ ドット イット™️
国内外で人気の「ストレージ ドット イット™」のこれまで
日本のみならず、フランスをはじめとしたヨーロッパやアジアでも人気の「ストレージ ドット イット」は、スライドジッパー付きポケットが特長のノートや手帳のカバー。
このポケットにはペンや付箋などの文具などをはじめ、ノートといっしょに持ち歩いておきたい小物を入れておくことができ、まさに“ペンケースのいらないノート”と言えるアイテムです。
2005年(ファーストモデル)の発売以来、10年以上のロングセラーを続け、時代の変化に対応しながら進化してきた「ストレージ ドット イット™」のこれまでのヒストリーを振り返ります。
2005年、ファーストモデル誕生
2005年に発表した2006年版手帳カバーとして、「ストレージ ドット イット」のファーストモデルがデビュー。
中身が透けて見えるPVC(ポリ塩化ビニル)の特長を生かしたスライドジッパー付きポケットにチケットやレシートなど、失くしては困るものを収納できる利便性が注目されました。
2008年にはノートも発売され、リピート購入するユーザーが増えるにつれて認知度もアップしていき、2010年に「グッドデザイン賞」を受賞しています。その際、「シンプルではあるが、使い方次第で非常に便利になるアイテムと言える。こういったちょっとした工夫が日常を快適にさせてくれるのである」という評価を得ました。
次いで2014年、世界的に権威のあるデザイン賞のひとつであり、設立60周年を迎えた「ジャーマン・デザインアワード(German Design Coucil )」の「ワーキングスペース部門」を受賞。これは、1900のノミネートの中から100デザインが選ばれたものです。
2014年、セカンドモデル誕生
2014年、スマートフォンを入れても使える中身の視認性にプライオリティを置き、表紙のグラフィックをなくしたセカンドモデルをリリース。デザインは、「STORAGE」を大文字に変え、シャープにリデザインしたロゴ「STORAGE.it」の空押しのみとなりました。
さらにファーストモデルの「ジッパーポケット付き」「ポケットの中身が見える」という特長を受け継ぎながら、さらにマチが付き、加えてイヤフォンコードやクリックを通す穴も備わり、携帯電話がスマートフォンとして多機能化し、荷物がコンパクト化した時代の変化に対応したモデルチェンジでした。再度グッドデザイン賞を受賞しています。
2018年、サードモデル誕生
デバイスの大型化や感圧式のホームボタン等の変化に伴い、スライドジッパーに収納する小物の想定をペン、付箋など文具に絞り、ノートとペンケースを一体化させたミニマルな仕様としたサードモデルを2018年2月に発売。
またノートサイズをA5正寸に変更し、市販ノートを入れても使えるようにし、A4用紙を二つ折りにして挟むこともできるようにしました。さらに中面も、日本、フランス、アメリカなどで使われているスタンダードな7mm幅の横罫に変更。汎用性が高まっています。
カバーには、マットシルバーのロゴが大胆に配置され、シンプルなデザインにスタイリッシュさを印象付けています。