MARK'S

2016.03.23 Wed | PRODUCT

マークスタイル トーキョーで「LEXON」の販売を開始

東京・表参道ヒルズのマークスタイル トーキョーおよびオンライン・マークスでは、フランスのデザイン・プロダクト ブランド「LEXON(レクソン)」の取り扱いを開始しました。「レクソン」は、1991年にルネ・アダ氏が立ち上げ、シンプルなデザインと、そこに備えられた少なすぎず、多すぎない機能が絶妙なバランスを保つデザイン・プロダクトの代名詞として、デビュー以来、つねに欧米から注目を集めてきました。
「レクソン」の特徴は、世界中のインダストリアル・デザイナーを起用し、「オリジナル」という領域をはるかに超えたデザイン、素材の選択、機能などを生み出していることにあります。必要な機能、その機能を損なわないデザインが綿密に計算され、「機能を大切にした上で、コンテンポラリーなデザインを追求する」という、2016年で25周年を迎える「レクソン」のフィロソフィーが見てとることができます。

今回、発売を開始した「レクソン」の商品は、スペインのデザイナー、Eugeni QUITLLET(ユージェニー・キトレ)氏による「DREAM TOOLS COLLECTION / ドリームツール コレクション」。キトレ氏は、「MAISON ET OBJET / メゾン・エ・オブジェ」において、デザイナー・オブ・ザ・イヤー2016に輝くなど、今、ヨーロッパで最も注目を集めているデザイナー。複雑に動き、とらえどころのない液体を一瞬にして、固まらせたかのようなデスクトップ・ステーショナリーは、見るほどに美しく、文具や小物などの収納性にも優れています。それぞれのプロダクトとそこに差し込む光、透明性と不透明性、リアルな機能性と幻影など、そこには「DREAM」という言葉に象徴されるような存在感が漂っています。

■お取扱い直営店>マークスタイル トーキョー

■オンライン・マークス
・デスクトップインテリア
・ペンスタンド(ペン付き)
・ペンスタンド
・テープカッター

デザイナーのユージェニー・キトレ氏は「これらのツールは、小さい水晶体のようなものです。時折り、デスクトップ上のこれらのプロダクトに視線を投げかけると、夢、人生や仕事、思考をよりクリアにできると思います」と、そこにはポジティブな小さな世界観ができあがると述べています。

 

ユージェニー・キトレ氏は1972年にスペイン・カタロニアで生まれ、美術学校で学生時代をバルセロナに過ごしました。その間、アントニオ・ガウディのサグラダ・ファミリア(聖家族教会)や、ドイツの20世紀を代表するモダニズム建築家ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナ・パヴィリオン(復元建築)を目にし、学問や従来の常識にとらわれない、あらゆる可能性を排除しないデザインを考えることになります。物理学、化学や科学にも興味をもち、さまざまな素材やそれらの動きなどを追求し続けました。それが、キトレ氏の現在のプロダクトデザインに存分に生かされています。